JenkinsでNuGetパッケージの復元メモ
Jenkinsを使用してプロジェクトをビルドするとNuGetパッケージの復元が実行されなかったので、その解決方法をメモメモ
環境は以下の通り
- Jenkins:Ver.2.32.1
- Visual Studio:2015 Enterprise
- Team Foundation Server:2012 SP4
Visual Studio 2015からはNuGet.exeがプロジェクトに配置されなくなり、ビルド時に自動的に復元されるようになったためJenkins側で復元してやる必要があります。
1.NuGet.exeをダウンロードする。
以下のページからNuGet.exeをダウンロードして任意の場所に保存します。
Installing NuGet | Microsoft Docs
2.Windowsバッチコマンドを実行する。
ジョブのビルドから[Windowsバッチコマンドの実行]を選択して以下のコマンドを設定します。
cd "<NuGet.exeの配置パス>" nuget.exe restore "%WORKSPACE%<復元対象のソリューション ファイルパス>"
Visual Studio 2013以前は、プロジェクトに配置されているNuGet.exeを参照すればOKです。
これでジョブを実行すればパッケージの復元ができます。
復元のためのバッチコマンド実行は、必ずMSBuildの実行よりも前に設定してください。
また、NuGet.exeのオプションなどは以下を参照してください。
NuGet Command-Line Interface (CLI) Reference | Microsoft Docs