開発備忘録

WPF(Xaml + C#)の話題を中心に.Net関連についてのブログです。

(WPF) ウィンドウのバウンド エフェクトを無効化する方法

Windows10 でスクロールバーが表示されたListBox をタッチ操作したときにバウンドするようなUI 表現を無効化する方法についてメモします。

タブレットでWindows10 を使用している際に、エクスプローラーなどで一覧表示している際に、領域外までスクロールするとウィンドウが少しだけ移動します。
イメージ的にはこんな感じ↓↓↓
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この動作はWindow 内にListBox やDataGrid などのリスト系コントロールがある場合に発生します。
地味に厄介なのが、最大化表示でウィンドウ枠を非表示にしても発生するという点です。
デジタルサイネージのようにクライアント領域をフルに使用している場合にこの動作が発生すると、少しだけ背景(デスクトップなど)が見えてしまって非常に格好悪いです。

この動作は、.NET Framework 4.0 で追加された"ManipulationBoundaryFeedback"イベントで無効化することができます。


以下の例では、ListBox のManipulationBoundaryFeedback イベントを追加しています。

private void ListBox_ManipulationBoundaryFeedback(object sender, ManipulationBoundaryFeedbackEventArgs e)
{
    e.Handled = true;
}

これで領域外でスクロールしてもバウンドしなくなりました。
他にも、"e.BoundaryFeedback" プロパティでタッチ操作の移動ベクトルや移動対象のオブジェクトを取得することができます。
今回の例ではイベントで対処していますが、アプリケーションに組み込むのであればBehavior にしたほうがいいでしょう。

以上、小ネタでした。