やる気駆動型エンジニアの備忘録

WPF(XAML+C#)の話題を中心に.NET/Android/CI やたまに趣味に関するブログです

(Power Apps)単体で起動するカメラアプリを作る

先日、Power Platform Day Winter'19 Oosakaに参加してから、Power Appsがマイブームです。 とはいえ、私自身まだまだ初心者なので色々試しつつ遊んでいる最中です。

概要

今回は折角なのでPower Appsでカメラアプリの作り方を残しておきます。 カメラアプリといいながら撮影したイメージは特にどこに残すというものではありません。 保存先はデータソースなりを変更すればいいので、今回はその部分については触れません。

カメラアプリを作る

カメラアプリということでせっかくなのでモバイル端末でも利用できるようにしています。 モバイルアプリからPower Appsアプリを使う場合は以下のアプリをインストールしておいてください。

play.google.com

Power Apps

Power Apps

apps.apple.com

手順

  1. [キャンパス]から新規作成
  2. [空のアプリ] - [携帯電話レイアウト]で新規作成
  3. ラジオボタンを配置する。これはどのカメラを使用するか選択するためのもの。Items に "[0,1,2]", Default に "0" を設定する。
  4. メディア から カメラを選択して適当にサイズ調整する。
  5. カメラの Camera に "Radio1.Selected.Value"を入力する。 StreamRate に"100"を設定する。
  6. モバイル端末で開くとカメラの使用許可を求められるので許可しておく。
  7. カメラの OnSelect に"Collect(Phots, Camera1.Photo);"を入力する。
  8. 水平ギャラリーを選択する。データソースを先程入力した"Phots"を選択する。
  9. 保存して発行する。

手順8.でPhotsを選択する場合は以下のようなポップアップが出てきます。 f:id:iyemon018:20200202153345p:plain

実行結果

f:id:iyemon018:20200202163124g:plain

こんな感じで撮影したイメージが画面下部に表示されるようになります。

注意点

最後に

Power Apps 楽しいですね。 単体でアプリを作るならこれほど敷居が低い仕組みもないと思います。 特にデバイスを使用したものが簡単にクロスプラットフォームで作れるのがいいですね!

少し難点を上げるとすれば、このあとデータを保存したり一覧に表示する情報を増やしたり画面遷移したりすると一気に複雑化します。 この複雑さをPower Appsで実現するにはどうするかを考えるのが結構難しかったりします。

とはいえ、簡単な単機能のアプリくらいならサクサク作れるのでこれからもPower Appsで遊んでいきたいと思います!