(Jenkins)Pipeline を使う
Jenkins のPipeline の使い方と環境設定についてメモ。
Pipeline について
Jenkins のPipeline 機能が追加されてからもう2年近くが経ちますが、今の今までGroovy が分からなくて触ってなかったのですが、最近使って便利だったので使い方と環境設定についてメモします。
Jenkins Pipeline の概要については以下のページが参考になります。
開発環境
- Jenkins : 2.32.1
- master : Windows Server 2012 R2
- Slave : Windows 10 Enterprise 1709
Pipeline を使う
Pipeline の使い方、Groovy の書き方についての日本語情報は以下のページが非常に参考になりました。
kimulla.hatenablog.com こうやってスクリプトとその結果を画像で並べていると見やすくていいですね~
これだけだと参考ページの紹介で終わってしまうので、実際に使ってみてハマった箇所の解決方法を幾つか挙げてみます。
環境設定でハマった箇所
Slave を作成する際、ノード プロパティの環境変数にSlave の端末の環境変数を設定しておく必要があります。
これをしていないと、例えばWindows batch を実行できなくなります。
特にキー:PATH の環境変数は必須です。Pipeline Syntax で使用したいPlugin が表示されない
Pipeline のコード スニペットを使用する際に、"Sample Step" から実行したいJob を選択してPipeline Script を生成することが大半だと思います。
この時、Sample Step に表示されるJob はPipeline に対応したPlugin のみ列挙されます。
Plugin はバージョンによってはPipeline に対応していないものも存在するため、一度バージョンアップを試してみましょう。
私の場合は、"Task Scanner Plugin" でこの問題にハマりました。
軽く使用しただけでもPipeline 機能は非常に便利なので、今後も使用していきたいと思います。