Jenkinsでインストーラーを作成する方法
Visual Studio 2012以降、昔ながらのインストーラセットアップ プロジェクトが拡張機能で使用することができます。
(Visual Studio 2010は、Install Shield一択だったのですがあれは何だったのか…)
できればこのあたりもJenkinsで実行できれば、
ということができます。
まずは下準備としてJenkinsを起動しているPCのVisual Studioの拡張機能からインストーラーを追加します。
[ツール] - [拡張機能と更新プログラム]を選択し、オンラインから"install"で検索してインストーラープロジェクトを追加します。
次にレジストリエディタを開いて以下の値を追加します。
"12.0_Config"と言うのは"Visual Studio 2013"の構成情報のことです。
2012の場合は、"11.0_Config"、2015の場合は、"14.0_Config"となっています。
ちなみに、これを追加しないとビルドしても以下のようなメッセージが出力されてインストーラーが作成されません。
(これに結構ハマってました…)
ERROR: An error occurred while validating. HRESULT = '8000000A'
続いてJenkinsの設定です。
ジョブの設定から、"Windowsバッチコマンドの実行"を選択して以下のコマンドを入力します。
:: 開発環境によって実行フォルダを変えてください。 cd C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\Common7\IDE devenv "%WORKSPACE%<ソリューションファイルパス>" /Project "%WORKSPACE%<セットアッププロジェクトパス>" /Build "Release"
上記では"Release"モードでビルドしていますが、ここは必要に応じて変更してください。
なお、"devenv.exe"のコマンドライン引数は以下を参照してください。